2018/05/04 14:58

こんにちは!手紡ぎ屋Erinorの小松です。

ペットを飼っている方が一番お困りの季節!抜け毛の春です。
(秋もスゴイですけどね)

うちも短毛とはいえ猫が2匹居るので、なんとか嫌がらないようにブラッシングさせてもらってますが、毎回
「こんなに取れちゃって、なんで本体減ってないんだろう?」というくらい取れてます。

なによ~。

そんなブラッシングで集めた抜け毛、いつもは捨てちゃってるけど…活用出来るんです!

ご購入頂いて、同封の返信用封筒で、片手にこんもり乗るくらいの量の抜け毛を送って頂くと、レポートもお付けした毛糸をお送り致します!

↑これはお試しではなく、本紡ぎ30g分の毛糸。

これをどうやって作っているかというと…

1、届いたらまずは計量。
匂いや汚れがないかチェックして、ひどい場合にはウール用洗剤で優しく洗います。乾いたら次の工程へ。


2、スリッカーブラシを大きくしたような、ハンドカーダーという道具で毛をほぐします。

引用元:http://ananda.shop-pro.jp/?pid=120542091

3、これでふわっふわにほぐした毛を糸車orスピンドルというコマで紡いでいきます。
紡ぐ=ねじってまとめる

これ羊毛だったら紡ぐのは比較的簡単ですが、ペット毛は難しく、日本国内で猫も含めて通年で毛糸オーダー受けているのは私だけです。
(ここ重要!(*^皿^*)2018年まで調べ)

4、1本縒り→3本縒りの毛糸にしたら、大きなカセ状にして、蒸して縒りを安定させ、伸ばして乾燥させます。

5、長さと重さを計ったら、レポートを作成して郵送して完了です。

出来上がった毛糸は少量ですが、球に編んでキーホルダーも作れます。
黒:バーニーズマウンテンドッグ
生成り:柴犬

ご家族分の柴犬毛キーホルダーを受注したり。

お試し紡ぎで難易度判定するので(☆1~☆5)、2回め以降は本紡ぎとなります。
お好きな毛量で注文することが出来るので、メールでご連絡下さい。(料金表はお試しに同封してあります)

基本犬猫の毛を毛糸にすると、かなりチクチクな毛糸に出来上がるので、衣類制作には向きません。
ですので、小物やマスコット作りに向いています。
(一度ハスキー系のわんこ毛で、どうしてもと言われてベストを編んだら、四方から針が突き刺さってるようで、痛くて着れたもんじゃありませんでした(^_^;;;))
本紡ぎで15g以上あれば、

ちいさなあみぐるみが作れます。これは体高8cmくらいかな。ミニポーチ。

これは両手に乗るサイズのあみぐるみ。今はお客様のお宅で仏壇に飾られています。

ブラッシングで抜け毛を集める手間はかかりますが、是非一度お試し紡ぎしてみませんか?